時事問題著者:茶山警備業

-EP.14- 新年に向けて

1.明けましておめでとうございます。

 新しい年を迎え、各自にはそれぞれ晴れやかなお正月を迎えられたことと思います。
 警備部では、旧年中、コロナウイルス感染症対策や警備要員の不足等に悩まされながらも、金沢百万石まつりや、金沢マラソン大会警備等の大型警備に参入、年末にはクリスマス寒波に耐えながら、小松郵便局駐車場の交通誘導警備業務を完遂して、新年を迎えることができました。旧年中の各位の頑張りに、改めて、心から感謝と敬意の念をお伝えするとともに厚く御礼を申し上げます。
 本年も、社会に安全と安心を提供する「生活安全産業」としての警備業の務めを忘れず全員一丸となって干支の「兎」に習って、業績向上に向けて大きく飛躍しましょう。

2.新年の展望

 「一年の計は元旦に在り。」と言われますが、各位には、やり残したことや業務環境の変化等を検討し、総合的に判断して、新たな目標を立てられたことと拝察します。
 本年も、引き続き内外の諸情勢には厳しいものがあります。ロシアのウクライナ侵攻や収束の見えないコロナ禍等の影響を受ける経済情勢、中国の軍事力による威嚇行動等私達が不安に思う事柄は尽きそうにありません。
 そうした中、今年、石川県内では、4月には統一地方選が実施され、大型行事として「G7富山・金沢教育大会」(5月中旬)や「いしかわ百万石文化祭2023」(10月中旬)等が開催される予定です。
 このようなイベントでは警備需要も見込まれるので、警備業界の対応について、当社でも受注参入に向け、注目していきたいと考えています。
 一方、近年、自然災害の脅威は高まるばかりであり、防災観点からのAⅠ機器の導入需要や同機器の保守管理について、新たな観点から商機に繋げる努力を継続したいと考えています。
 
 
 【注】G7: 日本、米国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7国を指す。
 (参加者はこの7ヶ国の首脳と欧州理事会議長、欧州委員会委員長で構成される。)
 

担当:茶山顧問