-EP.41- 秋の全国交通安全運動に寄せて
1.はじめに
今年は9月に入っても、全国的に気温が30度超えの日が続き、体調管理に特に注意する必要があります。ただ、この暑さに関わらず、季節は秋を迎えています。今回は、時節柄、体調面等考慮しつつ安全運転に努めたいという思いで、標記運動について取り上げました。
2.秋の交通安全運動について
(1)実施期間
令和7年9月21日(日曜日)から同月30日(火曜日)までの間
〜最終日9月30日は交通死亡事故「ゼロ」を目指す日〜
(2)運動の重点
ア.歩行者の安全な道路横断方法等の実践と反射材用品や明るい目立つ色の衣服の着用促進
〜見えないを 見えるに変える 反射材〜
イ.ながらスマホや飲酒運転等の根絶と夕暮れ時の早めのライト点灯やハイビームの活用促進
〜危険です ながらスマホで 踏むペダル〜
ウ.自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメットの着用促進
〜ヘルメット あごひもカチッと 出発だ〜
(3)主な主催者
内閣府、警察庁、総務省、法務省、都道府県、市町村、(一社)全日本交通安全協会等
(4)目的
広く国民に、「交通安全思想の普及・浸透」を図り、「交通ルールの遵守」と「正しい交通マナーの実践」を促進すること。また、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進し交通事故防止を徹底することを目指しています。
(5)その他
運動重点のなかで、「自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解」とあるのは、改正道路交通法により、来年4月1日から、自転車を含む軽車両の運転者にも、交通反則通告制度(青切符)が適用されることなどから、この制度の周知徹底を図りたいとの趣旨です。
ちなみに、自転車運転中のスマホの使用(ながら運転)には1万2千円の反則金が適用されます。
3.おわりに
石川県警発表の本県内における本年中の交通事故状況(9月16日速報値)によると
・交通死亡事故18件(対前年比+1件) ・死者20人(対前年比+3人)
発生し、事故形態では単独事故7件、車×車6件、車×人5件となっております。
このような悲惨な事故を1件でも防ぐという心構えが求められます。改めて、交通ルールの遵守と正しい交通マナーを実践し、安全な車社会の一員となりたいと思います。
担当:茶山顧問