季節たより著者:茶山警備業

-EP.23- 年末年始の事故防止について

1.はじめに

 令和5年も残すところ1月余りで新年を迎えることとなります。例年、この時期は社会全体が気ぜわしくなり、金融機関対象の犯罪や交通事故、雑踏事故発生等が懸念される期間でもあります。
 当社でも全員が各種事故の防止に努め、無事故で明るい新年を迎えたいと思います。

2.留意事項

(1)業務の進め方
 ア 業務の適正な管理
 (ア)社員の働き方に配意し、年休取得調整や臨時警備受注にあたっての勤務シフトの適正管理に努め、適正な業務効率を維持する。
 (イ)お客様の年末年始休暇期間中の体制を把握し、文書やメール等の送・受信手続きに齟齬を生じさせないよう、事前措置を徹底する。
 (ウ)社内では、引き継ぎや連絡、申し送り等を要する案件について、一層、報告、連絡、相談を徹底する。

 イ 労働災害等の防止
 (ア)警備部関係
  ・各自、健康管理を徹底し、事前に警備計画書を確認の上、業務内容を良く把握してから臨場する。
  ・交通誘導現場では、配置位置の選定と交通流、資材の活用等に注意して、受傷事故防止に努める。
  ・制服や防寒具その他資器材の適正管理に努め、紛失、盗難防止を徹底する。
 (イ)技術部関係
  ・受注工事の依頼事項や工事業務の内容をよく把握してから作業に入ること。
  ・現場では、必ず、ヘルメットを着装し、資器材の整理整頓等に努め、飛来物や転倒等による労災事故の防止に努めること。
  ・高さ2メートルを超える高所作業では、必ず安全帯を使用するなど転落防止措置を徹底すること。
 (ウ)共通事項
  現場におけるお客様側からの苦情や不明な点が生じた場合などは、自己判断せずに上司・先輩等へ報告して、指示を受けた後に対処する。

 ウ 交通事故の防止
 (1)例年、この期間は、飲酒の機会も多くなるが、絶対飲酒運転はしないこと。
 (2)地理不案内な県外者の運転する車も多数あることから、防衛運転に努めること。
 (3)遵法運転はもとより降雪、凍結道路に注意を払い交通事故の防止に十分注意すること。
 

担当:茶山顧問