季節たより著者:茶山

-EP.24- 新年を迎えて

1.能登半島地震の発生

 本年1月1日午後4時10分、能登半島を震源として発生した地震はマグニチュード7.6最大震度7(志賀町)を記録し、輪島市、珠洲市等を中心に大惨事を引き起こしました。
 この地震で20日までに、死者232人、安否不明者22人が把握され、家屋の倒壊半倒壊も数万棟に及び津波による被害、道路の陥没、隆起、土砂災害、輪島朝市通りでの火災等が発生しており、被災地における被害の全容は未だ不明であります。
 余震に脅えながら、寒空の下、避難所や車上生活を余儀なくされておられる方も1万5千人以上との事であります。
 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者・関係者の皆様には、心からお見舞いを申し上げたいと思います。

2.新年の展望

 警備部では、昨年、金沢百万石まつり警備や、金沢マラソン大会警備等のイベント警備に参加しつつ、他警備会社様のご協力を頂きながら、交通誘導警備業務を中心に、業績の向上に努めてまいりました。本年の社会・経済情勢の先行きは不透明でありますが、前記被災地の復興復旧に向けた各種事業が推進されます。3月には北陸新幹線の金沢・敦賀間の開通が予定されており、警備需要も見込まれるので、当社の実績を踏まえて受注参入に努力していきたいと思います。引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いします。

3.新年の辰年に因み

 今年の干支は「甲辰」と暦にあります。辰は「龍」で中国では権力の象徴として敬われているそうです。十二支の中で、「辰」だけが架空の生き物という特徴がありますが、ネットで調べた今年の占いをご紹介します。
 干支の「甲」は、草木等が成長していく様を表し、どんどん勢いを増していくということを示している。「辰」は力強く、正直で勇気ある生き物として捉えられており、今年は活気ある年となり、成長をさらに形作っていく年となります。また、努力すれば実る年でもあるとの見立てでありました。
 新年にあたり、干支の「辰」のように、社員一同が力強く成長・発展する、実りある一年とするよう、決意を新たにしたいと思います。 
 

担当:茶山顧問