人間力仕事の流儀著者:茶山

-EP.21- 戦国武将に学ぶ

1.はじめに

 暦は8月から9月に入りました。いよいよ本年度も後半を迎えることとなりました。
 警備部では、警備要員の確保に苦労する状況がありますが、業界の動きを機敏に捉え業績向上につながる警備受注に努めていくこととしています。
 今回は、戦国武将の逸話から、苦境を乗り越える心構え等について考察しました。

2.“願わくば、我に七難八苦を与えたまえ”

(1)出典等
 出雲の国の戦国武将であった山中鹿之助が、三笠山城(島根県安来市)にかかる三日月に「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と祈ったという逸話から、現在の我々社会人に通じる心構えなどを探して見ました。

(2)概意
 山中鹿之助は、尼子氏の家臣として活躍した武将ですが、当時、尼子氏は隣国の毛利氏の台頭により衰退の一途を辿っていました。同人は、幾多の戦場に出陣し、戦功を立てていますが、全体としては負け戦ばかりでした。
 諸説ありますが、このような時代背景のなかで、標記の言葉は、月を主家に重ね、月も今は三日月であるが、時が来れば満月になるとして、三日月に向かって、どんな困難にも負けない。今以上に強くなって、毛利を倒し、主家の尼子氏を必ず復活させるという強い意志を表明したものと言われております。
 なお、同人は、30歳代の若さで落命するまで、尼子氏以外の家中からの好条件での召し抱えの誘いも断り、二君に仕えなかったという経歴を持ち、主君に対する忠誠心と、不屈の勇気等は、後世の武士の鏡として称えられているのです。

3.終わりに

 皆様には、連日の酷暑の中での業務で、厳しくて辛い作業の連続かと拝察いたしますが今の辛さが、自分を鍛え、成長させるとの山中鹿之助の心をもってやり遂げるならば、必ず、当社が、社会に貢献する模範的な企業として信頼を獲得することにつながります。
 目標達成に向けて、一歩一歩、創意工夫を凝らして努力しましょう。
 

担当:茶山顧問